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英語コンプレックスと格闘する日々 オンライン英会話を4年間した成果は?

メインブログで一度は投稿したけども、あまりに個人ネタなので、取り消した記事。

欧州のマラソン大会(UTMB:Ultra Trail Mont Blank)に向けて、英会話に取り組んだ時のことを書いた内容。せっかく書いたので、ここに再掲。

 

UTMB対策として、4年間取り組んできたオンライン英会話、3月で一旦休会。英語と格闘してきて、さすがに、英語を使う事への抵抗感は減った。おかげでUTMBを楽しく完走できた。でも、憧れの字幕なしで洋画を楽しむレベルには程遠い(泣)。これが4年間の成果。今回、どんな感じで続けていたか、赤裸々にちょっと紹介。

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1.はじめに

UTMBなどの海外レース、考えるだけでワクワクしませんか?

でも、そこは海外、完全アウェーな場所ってことだけでストレス満載。個人的には、海外レースの難易度は、日本のレースに参加する時と比べ、2割増しと感じています。特に、言葉が通じないことによる精神的なストレスは、思った以上に負担。

そんな余計なストレスを少しでも軽減できるように、もし英語に苦手意識があるなら、日頃から英語に慣れておくこと、これ大事!

文化が違うし土地勘もない海外で、予想もしないトラブルはつきもの。旅行中の失敗は、旅の醍醐味なんだけども、できればレースに集中したいですよねぇ~。

同じようなことをテーマにした過去記事↓↓↓

www.kenkensblog.info

・UTMBに参加した時に、英語が役に立ったと感じたこと
  • 海外ランナーとレース中にプチ会話を楽しめた
  • エイドでたくさんの笑顔にふれた
  • エイドでの仮眠場所もすんなり確保
  • 現地の宿をAirbibで予約
  • シャモニへのアクセス選択幅の広がり(通常は最寄りジュネーブからのアクセス)
  • 前後の観光の選択幅の広がり 現地の電車、切符手配、ローカル宿手配、トラブルもなんとか対応
2.きっかけ

んか偉そうなことを書いてますが、長年、英語コンプレックスに悩まされています。以前も書いたけど、50年以上も日本で生活し、昭和の詰め込み教育を受けてきたおじさんにとって、言葉の壁はとても大きい。職場でも海外取引が増え始め、英語スキルが求められつつあるので、YouTubeやPodcastsなどで英語に馴染んだり、ちょっとだけ意識はしていたんです。でも全然英語力が付く気はしない。

2017年に初めて臨んだ海外レース、香港Vibram HK100、レース中にコースをロストした。周りの人に上手く尋ねることができず、ただただアタフタ(泣)。その時は同じくロストした他のランナーを見つけ、後ろに付いていく事でコースに復帰できた。大したトラブルなく完走できたから良かったけども、意思疎通ができない不安を強く感じる経験だった。通勤時間に10分程度、しかも気が向いた時に、英語を聞き流すだけじゃ、英語は使えないことを痛感した。 

ょうどその頃、会社が自己啓発の英語学習に力を入れだし、オンライン英会話が選択できるようになった。設定された回数(半年で50回)以上のレッスンをこなせば、受講料100%を会社が負担してもらえる、ありがたい制度。会社の意向と自分の指向が珍しく一致した。なんとなく躊躇する気持ちもあったけど、UTMBの為と言い聞かせ、オンライン英会話を2017年から始めることにした。

3.オンライン英会話って?

講していたレッスンはRJ社。1日1回、レッスン時間は25分間。講師は100%フィリピン人で、日本語はほぼ通じない。でも日本語が使えない心配は最初だけ。講師がレベルに応じて対応してくれるので安心。あとは、教材を使ったロールプレイやトピックストークなど、その日の気分に応じて題材を選択。時間は6時ー24時、本人の都合に合わせ受講。トピックストークは、フィリピンの料理など日常をテーマにしたものから、最近だとコロナのワクチンを受けたいか?など興味に応じたテーマを、成り行きで会話していた。

4.4年間の歩み

ンライン英会話は結局4年間続けた。2年目ぐらいから、英語に対する抵抗感が、少し薄れてきた感じている。ちなみに期間中の受講回数(半年毎)をグラフにしたのが図1です。

めの頃は、言いたい単語が出てこずに、あ”~う”~と、冷や汗をかき、毎回アタフタ。正直レッスンが苦痛。家族にレッスンしているのを聞かれるのも恥ずかしく、平日はあまり取り組んでいなかった。当時の受講回数は、半年で50回(週2-3回)以上の受講ノルマ(費用免除)をぎりぎりクリアする程度。英語力が付くこともなく推移。でも、必要性は感じて6か月毎の更新は続ける。

講して2年ごろの2018年末ごろから、英語を話すのが少し楽しくなってきた。2019年はちょうどUTMBに当選したこともあり、ちょっと一生懸命になって、毎日レッスンを目標に取り組んだ。

時間の確保は朝活。朝6時のレッスンを前日に予約し、強制的に早起き。事前予習もいるので朝5時起きを続けた。最初は家族に聞かれるのが恥ずかしい、なんて思っていたんだけど、だんだんそんな事も思わなくなった。

UTMBに参加した2019年は1週間に4-5日ペース、1か月の最高記録は28日間。よく頑張ったと思う。おかげでUTMBも無事に完走できた。UTMBがあまりに楽しく、別の海外レースへもっと出たくなったので、英語レッスンは継続した。

2020年下期、4年目最後の半年はレッスン受講に飽きてきた。モチベーションも下がり、回数が激減。もったいない。この状態で続けてもしょうがないので、一旦休会を決意。意欲が沸いてきたら、再開してみたい。

図1:レッスン受講回数とテスト判定レベル

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5.継続した成果

もさ、半年毎のレベルチェック(RJ社のスピーキングテスト)で、Level5からLevel6へランクUpした。LevelチェックのテストはRJ社独自のものなので、基準がよくわからないけど、受講生の分布は以下のグラフ(図2)。Level6は全体の上位20%。ずーっとLevel5が続いてきたけど、やっと高い山を越えることができた。英語力、上がらないなーって、途中からいじけていたから、これは嬉しい♪ 最後に最高のご褒美だ♪ 

図2:評価レベル毎の人数比

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7.おわりに

社会人になってから、英語が話せないことに悩まされ続けてきた。でも、今回オンライン英会話を4年間続けたことで、英語を使うことへの抵抗感が和らいだ。今だと「下手な英語でどこが悪いんじゃ」と開き直れる(笑)。憧れの字幕なしで洋画を楽しむレベルには程遠い。英語コンプレックスの克服は楽じゃない。でも、50歳過ぎでも、まだまだ伸びることが証明できた。継続ってやっぱ大事だ。 

 ご意見・ご要望はお気軽にコメント下さい。

では、また。

UTMB2019冒険記の目次

UTMBを目指す市民ランナーの為の記事。レースの様子、シャモニへの行き方、宿泊、必要費用などについて、2019年参戦したことを書いています。興味あれば覗いてみて下さい♪

https://www.kenkensblog.info/entry/2020/05/01/000000