【読書】ドラマティックな数学ノンフィクション:フェルマーの最終定理
今さらながら読みました、フェルマーの最終定理/サイモン・シン
数学者が300年以上も解けなかったフェルマーの謎をめぐる人間ドラマは、2006年発行のベストセラーとして、ご存じの方も多いでしょう。
読むきっかけは、何気なく視聴したYouTube動画”ほんタメ”のプレゼンで興味を持ったから。本書がなぜ面白いかの解説が、数学素人にも分かる内容で、とてもよかった。
・人間のドラマを書いたノンフィクション
・数学の話でもあり、人生の話でもある
・問題に挑む天才数学者たちがオールスターで登場
・ピュタゴラス、オイラー、女性数学者ソフィー・ジェルマン、谷山・志村などの挿話により、一人ひとりに愛着がわく
・ビジネス書としても読める
難解なトピックをわかりやすく説明する著者”サイモン・シン”の文章力と、訳者゛青木薫”さんの理解力と翻訳力に圧倒。
”フェルマーの最終定理”の証明が数学全体にとってどういう意味をもつのかをドラマティックに分かりやすく描かれていて、ホンとに面白い一冊でした。
健脚ラボのブログ トレイルランニングをテーマに、いろいろ書いています。 興味があれば、みて下さい。 https://www.kenkensblog.info/